故人に合わせた葬儀の種類ってどんなものがあるの?
  • 知っておきたい葬儀の基本知識
  • 葬儀社選びのポイントを紹介
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  1. 故人に合わせた葬儀の種類

葬儀の種類ってどれくらいあるの?

葬儀の種類ってどれくらいあるの?

生前にも自分らしさや個性が尊重される時代ですので、葬儀にも故人や家族に合わせたスタイルを求める人が増えているようです。私は葬儀を仕切ることが決まって葬儀社に事前相談したときに初めて、葬儀にこれほどの種類があることを知りました。一般葬、家族葬・密葬、一日葬、直葬(火葬式)、お別れの会・自由葬、社葬・合同葬、市民葬・福祉葬、自宅葬、生前葬と、ざっと名前を挙げただけでも9種類あります。

葬儀の種類を知りそれぞれの特徴を押さえておくと、特に変わった葬儀、葬式をしたいということでなければ、いざ葬儀社などに相談するときには話がスムーズに進みます。

以前は「故人のために人並み以上の葬儀を出したい」という声が多かったようですが、最近の傾向としてはなるべく余分な費用をかけずにシンプルな葬儀を望む方が増えているようです。無駄と思われるものには費用をかけない人が多く、合理的で明瞭な料金プランが好まれています。事前に良く調べて、柔軟な対応をしてくれる葬儀社を選ぶようにしましょう。

一般的葬儀式・告別式

一般的葬儀式・告別式

葬儀と告別式は一つの流れの中で行われることが多いので、その違いを知っている人は少ないのではないでしょうか。実は私もその一人でした。

葬儀式とは遺族や親族などごく親しい間柄の人たちが中心になって故人の冥福を祈り死者を葬る儀式ですが、僧侶が読経を行うなど宗教儀礼によって執り行われることがほとんどです。一方で告別式は、遺族や親族だけでなく友人や知人などと一緒に故人と最後のお別れをする社会的な式典です。特に故人の友人や知人、会社関係者などを広く招いて行う葬儀式・告別式を一般葬と呼び、祭壇の飾りつけや記念コーナーを設置するなどして工夫を凝らした葬儀も可能です。

家族葬や密葬

家族葬や密葬

故人の友人や知人をたくさん招いて執り行う一般葬では、参列者への気遣いなどで慌ただしく故人との別れをじっくりと惜しむ時間もないというのが現状です。家族が故人と一緒に過ごす最後の時間を大切にしたいという場合は、家族葬あるいは密葬というスタイルの選択があります。ごくごく親しい人だけで葬儀を行うため、参列者への対応に追われることなくゆっくりとお別れができます。

しかし、亡くなったことを親しい人たち以外に知らせないわけにはいかない場合もあります。そうしたケースではまず家族や親しい者だけで家族葬あるいは密葬を行い、後日一般の参列者を招いた本葬を行うという方法をとることもできます。

一日葬

一日葬は比較的新しい葬儀の形式で、通夜を行わず葬儀・告別式が一日で完了します。通常は遺族や親族を中心に、故人と関係の深かった人たちで執り行われます。セレモニーが一日で終わるため遺族、親族が高齢の方や休みを取りづらい方などの身体的な負担が軽くなるというメリットがあります。さらに通夜の料理などの費用が不要になるため、葬儀費用の負担も軽くすることができます。

通夜は行いませんが、葬儀、告別式、初七日の法要まで行いきちんとしたお別れができることから、経済的理由で直葬を考えていた遺族が一日葬に変更することも多いようです。

ただ地域や宗旨、宗派によって葬儀の考え方は様々なので、一日葬を選ぶ前に菩提寺や親族とよく相談してから決めることをおすすめします。

火葬式

火葬式(直葬)とは葬儀をせず火葬のみを行うことを言い、経済的に葬儀を上げる余裕がない、故人が高齢で親族や知人がほとんどいない、葬儀に費用をかけたくないなどの理由からこの方式が選ぶ方がいます。

そもそも葬儀に法的な義務はありませんので、故人を送る儀式をしないで遺体を火葬し埋葬することは可能です。ただいくらシンプルにしたいと言っても、故人の魂を慰め冥福を祈りたいという気持ちから火葬時に僧侶にお経をあげてもらうケースがほとんどのようです。

火葬式を選ぶ場合には、故人の関係者に葬儀を行わないことを連絡し理解を得ておくことが大切になります。簡単に済ませるために火葬式を選んだはずが、個別に弔問客を受けいれることになり逆に大変だったという話もあるので、慎重に検討しましょう。

お別れの会や偲ぶ会、自由葬

宗教の形式や儀式にとらわれず、故人らしさを存分に表現した自由な形式での葬儀が増えています。お別れの会や偲ぶ会または自由葬と呼ばれ、ホテルや宴会場で行われることが多いようです。密葬を行った後の本葬を、お別れ会や偲ぶ会という名で実施する方もいます。

葬儀はしめやかに別れを惜しむ儀式ですが、お別れの会や偲ぶ会はどちらかというと参列者たちが賑やかに故人の思い出を語り合い、明るく送り出す場と言えるでしょう。

故人らしさを演出するために祭壇も宮型の白木祭壇に限らず色とりどりの花で作られた生花祭壇にしたり、故人の好きな音楽を流したり、故人のアルバムや遺品を展示するなど、工夫を凝らした自由な葬儀に人気が集まっています。

社葬

葬儀は様々な観点によって分類されますが、その主宰者別に分けることもできます。故人の遺族が主催して執り行う葬儀を個人葬と呼び、会社が主催する葬儀を社葬と呼びます。

社葬は企業の創業者や重役が亡くなったときや社員が殉職したときなどに執り行われ、個人葬と違い故人の追悼のためだけでなく、故人が会社に遺した業績や企業の体制が盤石であることを知らしめる役割も併せ持つ葬儀です。

準備期間が必要で亡くなった直後に行うことは難しいため、一般的にはまず個人葬としての密葬を行いその後1~2か月してから本葬としての社葬を行います。規模が大きく参列者も多いため、葬儀社などとよく相談しながら周到な準備をしておくことが大切です。

自宅葬

自宅葬は、故人が慣れ親しんだ自宅で執り行う葬儀です。現在は斎場などの会場を借りて行うものが主流ですが、昔のように自宅での葬儀を希望する人も増えてきているようです。自宅なので時間や人目を気にすることなくゆっくりと別れの時を過ごすことができ、斎場など場所の使用料がかからないメリットがある反面、参列者の数によっては室内に入り切れない、駐車場の確保や近所への配慮が必要になる、後片付けの手間がかかるなどのデメリットもあります。

そうは言っても、近頃は家族葬などの小規模な葬儀が人気です。それを受けて葬儀社によっては自宅葬のプランを用意しているところもあるので、遺族が負担を感じないのであれば選択肢の一つとして検討するのも良いでしょう。

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