覚えておきたい葬儀の流れとは?
  • 知っておきたい葬儀の基本知識
  • 葬儀社選びのポイントを紹介
  • 愛知で遺族から喜ばれている葬儀社ランキングを発表!

葬儀の流れってどうなっているの?

葬儀の流れってどうなっているの?

ある調査によると、約3割の方が葬儀社を決めるまでにかかった時間は家族の没後2時間未満と回答したそうです。特に病院で亡くなられた場合には故人をなるべく早く院外に移送、安置しなければならず、葬儀社を急いで決める傾向にあるようです。人が亡くなると葬儀、お墓、仏壇、役所の手続きなど、短時間でたくさんのことを決断し手配しなければなりません。それを慌てて選んだ葬儀社に任せきりにしてしまうと、こんなはずではなかったと後悔することもあり得るのです。いざという時のために、葬儀の一連の流れをしっかり把握しておきましょう。

葬儀全体の流れを紹介

ここでは看取りから葬儀、法要、諸手続きまで葬儀の流れを紹介しています。遺族として準備しておかなければならないことを、一つひとつチェックしておきましょう。

●看取り(逝去)

その時が突然やってくるかもしれませんし、ある程度予測できている場合もあるでしょう。どちらにせよ気を落ち着かせて冷静に行動することが大切です。

チェック項目

・親族などに危篤の連絡をする

・最後を見届ける

●葬儀社の手配と遺体の安置(逝去後2時間)

病院などでなくなった場合、日中であれば逝去後2時間以内に遺体を安置場所へ移送しなければなりません。まずどこに安置するかを決め、搬送を依頼する葬儀社を決定します。搬送を依頼した葬儀社に葬儀も依頼することが多いようですが、別のところに頼むことも可能です。葬儀を取り仕切ってくれる葬儀社は、慎重に決めるようにしましょう。

チェック項目

・安置場所の決定

・葬儀社の選定、遺体搬送の手配

●葬儀の準備 逝去後1日~7日

葬儀の手配を依頼する葬儀社と、葬儀の内容や手順について打ち合わせします。内容に変更がある場合は料金も変動することがあるので、しっかりと確認することが必要です。また故人の関係者などに葬儀日程の知らせをします。

チェック項目

・葬儀社と葬儀の打ち合わせ

・参列者へ葬儀日程の連絡

●遺体衛生保全(エンバーミング) 逝去後1日~7日

エンバーミングとは遺体が傷まないように防腐、殺菌、修復の処理をすることです。必ずやらなければならないものではありませんが、逝去から通夜までの間が空いてしまう場合などに遺体を衛生的に保持するために行うことがあります。

チェック項目

・遺体衛生保全(エンバーミング)の処理

●通夜 逝去後3日~7日

納棺では故人が生前好きだった衣類や小物などの愛用品を入れます。

通夜は一般的に18時頃から1時間ほどかけて行われ、さらに通夜ぶるまいをする場合にはもう1時間を設定します。

チェック項目

・遺体を棺に納める(納棺)

・通夜の流れを確認する

・読経、焼香、遺族挨拶(通夜)

・通夜ぶるまい

●葬儀・告別式 逝去後4日~8日

葬儀・告別式は通夜の翌日に行われ、葬儀と告別式を区別することなく一連の流れで行うことが多いようです。僧侶の読経中に遺族、親族、参列者の順で焼香を行います。

チェック項目

・葬儀、告別式での宗派にあったマナーを確認しておく

●出棺・火葬・初七日・精進落とし 逝去後4日~8日

葬儀参列者が故人と最後のお別れをして出棺、火葬を行います。一般的に火葬場には遺族、親族のみが行きますが、故人と特に親しかった方に同行をお願いする場合もあります。1~2時間ほどで火葬が終わり、その後骨揚げします。

最近では火葬のあと葬儀場へ戻りそのまま初七日の法要を済ませるケースが多く、これを繰り上げ初七日法要と言います。その際精進落としの席を設け、親族や係員の労をねぎらいます。ここでは遺族が参列者に感謝の意を表す場となりますので、宴の出席者一人ひとりに酌などをしながらお礼を述べてまわります。出棺から精進落としまで3~4時間を見込んでおくと良いでしょう。

チェック項目

・出棺

・火葬場で火葬と骨揚げ

・初七日法要(繰り上げ初七日法要)と精進落とし

●事務の引継ぎ・返礼・挨拶回り 逝去後4日~8日

精進落としが終わったら、受付などの事務作業をしてくれた方から速やかに芳名帳、香典帳、香典、供花、供物帳、弔辞・弔電、支出金の領収書などを受け取り、引継ぎを受けます。書類や葬儀社からの見積書、明細書、請求書は大切に保管しましょう。

葬儀費用の支払い方法は現金の場合が多いですが、クレジットカードや振込みを利用できる場合もあります。物理的にも心情的にもバタバタしているなか、現金払いはできることなら避けた方が無難かもしれません。

葬儀後早い時期に、手伝っていただいた方や弔電をいただいた方にお礼のあいさつに回ります。服装は地味なものを選び、特にお世話になった方にはお礼の品を持参すると良いでしょう。葬儀の連絡ができなかった方や連絡を遠慮した方には、葬儀後に死亡通知を出すなどの配慮が必要です。

チェック項目

・事務や書類の引継ぎ

・返礼

・あいさつ回り

●葬儀後にすること(忌明け法要)四十九日法要まで

葬儀後に直接会ってお礼を述べる機会がない場合には、お礼状を出します。文面には葬儀が無事終わった報告と、故人が生前お世話になった感謝の言葉をかくと良いでしょう。

また11月末から12月初めには、忘れずに年賀欠礼状(喪中はがき)を出すようにします。

香典返しを四十九日法要後に届くように手配し、商品には四十九日の法要が無事終わったことを記した奉書を添えます。一般的には香典の半返しと言われていますが、地域によっては三分の一返しというところもあります。

逝去から49日目に四十九日の法要を行います。四十九日法要とは家族や親族、故人と縁の深かった方を招いて故人の成仏を願う方法です。実際には49日目より手前の休日に行われることがほとんどでしょう。多くの場合、遺骨を墓に埋める納骨式も併せて執り行われます。法要当日は葬儀と同じく礼服を着用し、会場は寺院の本堂、ホテル、自宅、斎場など様々です。

チェック項目

・お礼状を出す

・香典返しを送る

・四十九日法要を行う

●諸手続き(保険・医療費・年金)逝去後1か月以内

人が亡くなると、想像以上にたくさんの手続きが必要になります。葬儀後は順次重要なことから処理をしていくようにしましょう。比較的早めに手続きが必要なものから説明します。

公的手続きでは年金支給等の手続き、住民票の変更手続きなどがあり、故人が勤め人の場合には勤務先での退職手続きも必要です。他には各種名義変更や免許証、健康保険証の返還などがあります。

公的機関から支給を受けられる制度もありますので、忘れずに手続きをしましょう。故人が国民健康保険に加入している場合は葬祭費を、社会保険に加入している場合は埋葬料が受給できます。他にも年金の死亡一時金や労災適用時の葬祭料などがあり、きちんと調べて申請もれのないようにすることが大切です。

チェック項目

・公的手続きを済ませる

・給付金の申請手続きを忘れずに行う

●諸手続き(相続・その他)逝去後2か月~1年以内

相続財産がある場合には、遺産相続の手続きが必要になります。相続税の申告期限が、被相続人が亡くなった日の翌日から10ヶ月以内と決められているため、比較的ゆっくり処理することができます。

遺言書の有無を確認し、ある場合には故人の意思を尊重して遺言書通りに遺産を分けるのですが、これを指定分割と言います。また遺言書がない場合は相続人の間で協議して遺産を分けます。これを協議分割と言い、合意した内容を遺産分割協議書に記録しておく必要があります。借金等があり財産がマイナスの場合は、相続放棄や限定承認を選択することもできるので、弁護士や税理士など専門家に相談すると良いでしょう。

チェック項目

・遺産分割

・相続税の申告

●葬儀後の法要 逝去後~一周忌

法要とは遺族が故人をしのび冥福を祈るために行う宗教行事で、厳密には忌明けである四十九日までの間、七日ごとに法要があります。四十九日の後も百か日、初盆、一周忌、三回忌、七回忌と続き通常三十三回忌か五十回忌をもって弔い上げ(年忌法要の終了)となります。節目ごとに故人を想い、感謝の気持ちで供養することが大切です。

チェック項目

・法事の時期を確認する

・お坊さんの手配をする

●位牌 逝去後~一周忌

位牌とは故人の死亡年月日と戒名を記し、故人の代わりとしておまつりするものです。位牌には白木位牌と本位牌があり、白木位牌は葬儀の時に祭壇の上に安置するための仮の位牌で、四十九日の法要が終わると菩提寺で供養してもらいます。四十九日の法要で僧侶により故人の魂が白木位牌から本位牌に移され、仏壇には魂の宿った本位牌を祀ります。

本位牌には塗り位牌、唐木位牌、繰出位牌など複数の種類がありますので、故人にふさわしいものを選ぶといいと思います。

チェック項目

・本位牌を用意する

●仏壇 逝去後~一周忌

仏壇はいつまでに用意するという決まりはありませんが、四十九日の法要までに本位牌とともに購入される方がほとんどでしょう。仏壇を新しく購入した際には家具のようにそのまま使わず、僧侶に開眼供養(魂入れ)を行ってもらうのが通常です。

故人と対話するたびに毎日向き合うものですから、家族が気に入ったものを選ぶようにしましょう。

チェック項目

・本位牌とともに仏壇を用意する

●お墓 逝去後~一周忌

すでにお墓が用意されている場合は、通常四十九日の法要に合わせて納骨します。葬儀が終わってから新しくお墓を建てる場合は、一周忌や三回忌法要に合わせて建立することが多いようです。お墓の施工には1~2ヶ月かかると言われていますので、これから建てるのであれば納骨の時期を考慮して手配することが重要です。

チェック項目

・納骨先が決まっていなければお墓を用意する

●遺品整理 逝去後~一周忌

遺品整理に期限はありませんが、四十九日や一周忌を節目として整理する方が多いようです。料金がかかりますが、遺品整理の専門業者に頼むという選択肢もあります。

故人が生前愛用していたものや大切にしていた物を親族や親しい人で分けることを形見分けと言い、一般的には四十九日の忌明けに行います。形見分けをする方を自宅に招くか、品物を先方へ持参します。形見分けする品は衣類や貴金属などが多いようですが、高価なものは相続税の課税対象になる場合があるので注意が必要です。

チェック項目

・遺品整理をする

・形見分けをする

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